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【第2回 OB様宅インタビュー】スギの無垢材フローリングは本当に良いのか?

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こんにちは。ウッドリンクの多賀です。

 

第1回に引き続き今回も、スギの無垢材フローリングを採用いただいたお宅の現場レポートをお送りします。
スギ無垢フローリングを採用してどうだったのか、正直なご感想を伺ってきました。
前回の記事はこちら

今回伺ったのは、わんぱくざかりの3兄弟がおられるご家庭なので、傷つきエピソードには事欠かないことでしょう。どんなお話が聞けるでしょうか。

是非最後までご覧ください。

 

<M様邸>

■1階 スギフローリング(上小無地)自然塗装 幅:177㎜ 厚み:30㎜
■2階 スギフローリング(上小無地)自然塗装 幅:107㎜ 厚み:12㎜
■築年数 8年
■普段のお手入れ していない
■再塗装等のメンテナンス していない

 

Q.数年過ごしてみて、良いと感じた点はどんなところですか?

A.とにかく一年中サラサラで湿度が高い夏もとても心地良いです。私は男なのに冷え症なのですが、冬に床が冷たいと感じたことは一度もありません。我が家は一部床暖房を採用していますが、弟が遊びにきたときにスギのフローリング部分で「ここにも床暖房入ってる?」と聞かれたほどです。もちろんスギのフローリング部分は床暖房なしです。

 

Q.採用のきっかけはなんですか?

A.新築の計画時、実は工務店さんには「ナラ」の無垢フローリングで希望を伝えていました。ナラの見た目が好きだったので。しかし工務店さんの標準仕様ということで、半ば強引にスギに決まっていました。実際に住んでみると良い点がたくさんあって、スギの床を勧めてくれた工務店さんには感謝していますね。

 

Q.傷つきやすさは気になりますか?

A.ピカピカの新築に少しずつ細かい傷がついていくので、神経質な人であれば最初は気になると思います。
ですが少しずつ傷に傷が重なって、すごくいい感じに仕上がってきています。傷に飴色の日焼けが重なると更にいい味がでます。ノンウォッシュの質のいいデニムを一から育てるのに似ているかもしれません。
家をきれいに大事にするのはもちろん大切かもしれませんが、家の傷を気にしながら窮屈に暮らすのは本末転倒だと思っています。家はあくまでも住む人のためにあると思うので、暮らす上で付く傷は普通に受け入れられますよ。

 

Q.目立つ傷や汚れがあれば見せてください。

A.子供が堅いナラの椅子を勢いよく倒してしまった時の傷です。あまりの凹み方にフローリングを貫通したのでは⁉と思ったほどです。この傷にもまた新たな傷が重なって、いい感じに仕上がってほしいと思います。

 

Q.一番お勧めしたいポイントを教えてください。

A.肌触りがサラサラで気持ち良いところです。子供と一緒に寝転がるのが気持ちいいですね。晩酌の後はほぼ毎日床で寝落ちしてしまいます。さすがに起きると体が痛いですが。
特に夏場は外が雨でジメジメしていても、床がサラサラなのが嬉しいですね。
何度も言っていますが、傷に傷が重なった見た目もかなりお勧めポイントです。

 

Q.スギの無垢フローリングを採用して良かったと思いますか。

A.はい!皆さんにもお勧めします!
どうしても傷つきが気になる方は、数年住んだ後のフローリングを見せてもらうのが良いと思います。その「味」を理解できるようであれば、間違いなくスギのフローリングを採用すべき人だと思います。

 

今回伺ったM様邸、傷つきに対して諦めているというよりも、「むしろ傷が重なることがいい」という予想を上回る嬉しいご感想をいただきました。
またお勧めポイントとして挙げていただいたのが、「肌触りがサラサラで気持ち良いところ」です。夏でも冬でも心地良い肌触りで、「寝転がりたく気持ちの良さ」は前回のお宅でも出たご意見でした。でも夜はベッドで寝るようにしていただきたいです。
傷つきに寛容なご両親のもと、お子様たちもスギ無垢フローリングの上を走り回って、伸び伸びと成長していってくださることでしょう!

 

このレポートが無垢材を採用したいけど迷っている方の参考になれば幸いです。
また別のお宅もレポートしたいと思います!

「木と人」では、スギやヒノキの無垢フローリングを取り扱っています。今回のご家庭は、板目が美しい「上小無地」を採用いただきました。木目の美しさや足触りの良さを味わってみたい方は、板目のフローリングがお勧めです。ご要望によってフローリングの厚さや塗装など変えてご提案可能です。興味のある方はお気軽にお問合せください。

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